葛飾区の給食費完全無償化について解説します

葛飾区立の小中学校の給食費が2023年4月から完全無償化されます。給食費完全無償化について、葛飾区の青木区長と公明党葛飾総支部長の北口つよし都議会議員が対談しました。無償化の内容も解説していますので、ご参考にしてください。

青木区長と北口都議が葛飾区の給食費完全無償化について対談

北口つよし きょうは、よろしくお願いします。

青木区長  ありがとうございます。よろしくお願いします。

北口つよし 今回、給食費の無償化を葛飾区が東京都に先駆けて実現をしていくということで、ここに至った経緯、そしてまた、区長の思いを伺いたいと思います。

青木区長  ここへきて食材費の値上がりがひどいということで、ここで思い切って給食費を無償化しよう。そして、かかる経費については、これまでも取り組んでいる行財政改革等をしっかり進めて、これからずっと給食費が無償化になって、子どもたちを育てやすいと言っていただけるように頑張っていきたいと思っています。

北口つよし ありがとうございます。この給食費の無償化については、区議会公明党も、これまでも2010年頃までに、既に実施していた3つの自治体に視察に行き、そういったことで提案をしてきました。
区議会においては、段階的に給食費の無償化を進めてくださっていたと思います。この給食費の無償化のこれまでの流れ、そして、公明党の給食費無償化についての取り組みへの区長のご評価はいかがでしょうか。


青木区長  給食費のことについては、この間、金額が上がった分を負担するということを、ずっと続けてきましたし、第3子の分を負担するなど、いろんな形で給食費を軽減することを取り組んできましたけれども、公明党さんからも長い間、給食費は、全国的に見ても無償化を進めるべきだということを、ずっと言っていただいていました。ここで思い切って、公明党さんとも連携しながら進めていきたいと思って実施に踏み切ったということです。

北口つよし ありがとうございます。公明党はもともと「大衆福祉の公明党」を党是としています。政治の世界に、福祉をもってきたのは公明党であると自負をしています。

1969年、教科書の無償配布が公明党の強い要望でスタートしました。

また児童手当についても、実は1968年、千葉の市川市、そしてまた新潟の三条市の公明市議が強く訴えて、第1号で児童手当スタートして、翌年に都議会で児童手当がスタートし、さらに3年後に国が制度としてスタートしました。この児童手当については、公明党が道を切り開いてきた自負があります。

いよいよ今年からはですね。私たち都議会議員も一生懸命頑張らせていただいて、0歳から2歳までの第2子以降の保育料の無償化。そしてまた18歳(高校3年生)世代までの医療費の無償化がスタートします。
一貫して子育て・教育、福祉という分野で、公明党は頑張ってまいりました。この公明党に対する全体的な区長のご評価 いかがでしょうか。


青木区長  公明党は従来より、教育と福祉には、大変 力を入れていただいていて、また現場の声も聞きながら進めていただいている。そして、実際の状況を見ながら進めていただいていることは、とっても評価をしているところです。


北口つよし ありがとうございます。葛飾の給食費の無償化ですが、公明党にとりましても悲願であったと思います。最後に、子育てしやすい葛飾への取り組み、あらためて区長の思いをお聞かせください。


青木区長  子育てについては、ここ急に盛り上がってきていると思うんですね。しかし葛飾区は、これまでも十数年にわたって、公明党の皆さん、そしてまた関連する皆さんとともに、子育てを最重要課題で進めてきたんですね。そのことを踏まえて、これからも国にも、そして東京都にも働きかけ、葛飾の子どもたちが安心して暮らせるように、しっかり進めていきたいと考えていますので、これからもよろしくお願いします。


北口つよし  わかりました。きょうはありがとうございます。今後ともどうぞ、よろしくお願い申し上げます。


青木区長  こちらこそ、よろしくお願いし ます。

【対談】子育てしやすい街・葛飾!給食費完全無償化を実現するまで(青木区長×北口つよし都議会議員・公明党葛飾総支部長)

葛飾区の給食費完全無償化の内容を解説

これまでも葛飾区では、給食費の上昇分を保護者の負担にならないように、「食材購入費の補助」や「第3子以降の無償化」を実施してきました。

今回、無償化を実施するに至ったのは、令和4年度に燃料費や物価の大幅な高騰もあり、給食費の完全無償化で、より一層の子育て支援の充実に力を入れるためです。

対象は葛飾区立小・中学校に在籍する児童で、合計約2万9000人です。

現在、各世帯が負担している給食費は、月額で小学校の低学年が3,900円、中学年が4,200円、高学年が4,490円、中学生が5,280円です。

この全額を所得制限を設けずに完全無償化を2023年4月から開始することになりました。

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