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安全装置設置費用に補助
東京・葛飾区

(2020年02月12日付 公明新聞7面掲載)
 高齢ドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違い事故を防ぐため、東京都葛飾区は1月から、自動車の急加速を抑制する安全運転支援装置の購入・設置費用の補助を実施している。
 この補助制度は、都が昨年7月に開始した安全運転支援装置の設置費用の9割を補助(上限10万円)する制度を活用した人に対し、残る本人負担分1割(上限1万円)を区が補助するもの。これにより、同区では設置費用の自己負担がほぼゼロとなる。
 対象は、(1)今年度中に70歳以上になること(2)自動車税の滞納がないこと(3)区内に住民票があること――などの条件を満たす人。
 公明党の久保洋子区議は昨年9月の定例会で、同年4月に豊島区内で起きた高齢ドライバーによる自動車死傷事故を受け、早期の安全対策の実施を主張。急発進防止装置の普及へ、区による補助の実施を求めていた。

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